東方原曲のMIDIデータについての情報が意外と少なかったので分かっていること等を書いておきます。
まずMIDIというのはMusical Instrument Digital Interfaceの略d(ry
MIDI自体の詳細は↓を見ればだいたいわかると思います。
まずBGMのループの仕様について書いていきます。
東方のMIDIデータではCC2とCC4でループ位置を指定していてCC2がループ開始位置、CC4がループ位置となっています。抽出したMIDIデータを他のソフトで再生する場合にCC2からCC4をループ範囲に指定すれば同じようにループさせることができます。
しかしMIDIデータの中には少し特殊な例があります。
CC2が2つある場合です。
この場合後者のCC2がループ開始地点として認識されるようになっています。
改造などをする場合の注意点があるので解説しておきます。
自作のMIDIデータをdatに入れて再生させる場合の落とし穴があります。
End of Trackです。
このEnd of Trackというのは各パートの終了地点なんですが、これがCC4より手前にあるとループ時にそのパートの音が消えてしまいます。
改造などをする際はこのEnd of Trackに気を付けて下さいね。
次は少しマイナーな部分になります。
実は紅魔郷と妖々夢ではセットアップ部分の配列が違います。
紅魔郷↓
妖々夢以降↓
紅魔郷と妖々夢以降では制作に使用しているソフトが違うという事が分かりますね。
しかし例外が1曲だけあります。
無何有の郷です。
無何有の郷だけ紅魔郷と同じですね。
無何有の郷を作った後に制作ソフトを変えたと推察できますね。
以上で終わります。
他に分かったことがあったらまた書いておきますね。
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