100均のイヤホンをエージングするとどこまで音が変化するのか検証してみた


音は、スピーカーで変わる。なら...スピーカーの音を変えてしまおうじゃないか。それを行うのが、エージングである。

エージングとは、音の尖りや偏りを軽減し音をある程度フラットにするというものだ。だが、耐久性が損なわれやすいというデメリットがある。

エージングは、進化であり劣化なのだ。

だが100均のイヤホンはどうだろうか。調べても検証に使用しているのは1000円以上の高いイヤホンばかりで参考になる情報が無い。丁度未使用の100均イヤホンを発見したので実験してみる事にした。

今回使用するイヤホンは家に何故か転がってた未使用のMarushichi ZY-50-A
詳細な仕様どころか再生周波数帯域すら書かれていない
そのまま聞いてみたが値段の割に音は尖っておらず意外と悪くない
ただやはり低音域がほぼ出ておらず高音域がこもっているようだ
エージングにはAudacityで生成したホワイトノイズとピンクノイズとブラウニアンノイズを混ぜてノーマライズした96kHz32bit(float)1時間のWAVファイルをWindows Media Player 12で再生する

1回目

若干音は良くなったように思う(気の所為かもしれんが)

5回目

ある程度クリアにはなったが低音域はあまり出てないし高音域はまだ若干こもっている...性能的に限界か

10回目

クリアさが増し若干低音域が出るようになってきた気がする

20回目

かなりクリアになり低音域がかなり聞こえるようになってきたが...流石100均...音はこもったままだ

検証結果

効果はあったが、所詮100均と感じる程度の効果だった。

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